市政の動き−市政の動き

【24.11.06】被爆者の方々が市役所訪問

県内被爆者の方々が市役所訪問

  11月6日、愛知県内の被爆者団体(愛友会)の代表ら5人が江南市役所を訪問。

江南市長や議長は「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」に署名してほしい。被爆80周年の来年度には、行事に取り組んでほしい。被爆者への援護施策の充実を。被爆体験の継承事業を拡充してほしい。

などを求める要請を行い、市当局から文書と口頭で回答がありました。日本共産党議員団の掛布も同席しました。

市内在住の被爆者の伊藤さんから被爆体験が語られました。「9人家族だったが、被爆直後とその後に6人が亡くなった。死体の山で、もがき苦しんでいる人々を目撃、地獄だった。戦争は絶対にダメだ」など悲惨極まった被爆当時を様子を述べられました。


要請団からは、「核兵器禁止条約へ日本政府が参加するよう自治体から後押しをしてほしい」と、強い要望が出されました。
江南市長は政府の方針に従うとして署名には非協力的。江南市議会も近隣自治体議会の中で、唯一、意見書を国に提出していません。


日本被団協にノーベル平和賞が贈られた意図をかみ締め、被爆80年を迎える来年こそは江南市の平和行政の転換の年としたいものです。

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