市政の動き−市政の動き
【24.06.29】6月議会の討論を紹介します
6月議会が閉会、最終日の様子を報告します
江南市議会6月定例会が、28日に閉会しました。
日本共産党議員団は、提案された15議案と2請願、1意見書案に対し、市民の立場で討論を行い、3議案に反対12議案に賛成、1請願の継続審査、1請願1意見書に賛成しました。
日本共産党議員団の討論を紹介します。
マイナ保険証への一本化やめよ⇒掛布まち子議員の討論
国民健康保険税の賦課限度額の引き上げ止めよ⇒みわ陽子議員の討論
議論が集中したのは、1市民から提出された「立ち当番なしの資源ごみ収集体制の策定を求める請願」でした。
みわ陽子議員が紹介議員となりました。(掛布まち子議員は、請願付託先常任委員会委員長であるために、紹介議員にはなっていません)
請願者の意見陳述と各議員からの質疑のあと、審査では請願をめぐり激しいやり取りとなりました。
ここをクリック→立ち当番なしの資源ごみ収集体制の策定を求める請願書
立ち当番の件に関しては、多くの市民から意見を聞いており、市民にとっても議会にとっても、非常に重要な案件である。行政と市民との協働の中で、市も立ち当番の負担軽減に向けて対応はしているが、この問題は今後も協議を続ける必要があるので、継続審査としたいとの意見と、
ごみの立ち当番制度は、地域住民同士の連携とコミュニケーションを促進するものであり、現行体制は市民にとって一定の負担を 伴うが、その負担は地域社会全体の利益に貢献していると思う。また市の財政的な側面からも、もっとしっかり精査した上で議論すべきであり、時期尚早であるとのことから、不採択としたいとの意見が出されました。
継続審査と不採択の2つに意見が分かれため、まず継続審査について採決し、4対2の賛成多数(委員長は採決に加わらず)で委員会として継続審査とすることとしました。
最終日の本会議では、継続審査と不採択とで採決の結果、9対9の賛否同数となり、議長裁決によって、請願は継続審査となりました。
最終日の本会議での討論、採決の模様は、江南市議会YouTubeでご覧いただけます。