市政の動き−市政の動き

【23.05.15】巡回バスを求める市長への要望署名を提出

2263名の要望署名を提出しました

  5月15日(月)、市内に巡回バスの実現を求める要望書を、2,263名分の署名とともに市長に提出しました。
提出したのは、巡回バスの実現を求める会(代表:後藤博さん)。

党議員団2人と署名集めに頑張った市民3人を含め6人で、1時間にわたり市長に対し、巡回バスの早期実現を強く要請しました。市側からは、市長の他に都市計画課長と主幹が同席しました。

市民からは署名集めの中で寄せられたバスを求める切実な実態について、次々に訴えがありました。
「公民館でのサークル活動に行こうにも、車に乗せていける人がいなくなって活動ができない。いこまいCARがあるから良いという人は、自分の周りには誰もいない。市長周辺の声とは全く違う」

  「いこまいCARは、前日でも予約が取れなくなっている。タクシーチケットは自己負担が大きい。巡回バスといこまいCAR・タクシーチケットの両方が必要。市外の人が、公共交通で江南市内の観光地に行くこともできない」

「江南団地から厚生病院まで、いこまいCARで片道1,000円もかかる。いこまいCARは、お金に余裕のある人しか乗れない。布袋東複合公共施設までの巡回バスが必要」

「扶桑町境に住む市民は毎日のように扶桑のチョイソコが近所を通るのを見かけ、このような便利なバスが江南にも欲しいと思いを募らせている。扶桑町内の駅や病院、スーパーまで、いこまいCARで行くことができない。」

これらの訴えに対し市長からは「いこまいCARは料金が高額な点、市周辺部の人の利便性の点で問題がでているが、一番すぐれたシムテムだと思っている。巡回バスは、走らせてもバス停まで歩けないなど乗ってもらえない。他自治体でも巡回バスはほとんど乗ってもらえていない。またバスのルートがどれだけ必要になるのかわからず、効率性の面で難しい。デマンド交通を取り入れるところが増えており、まだ結論がでていないがAI活用のバスができないか、財政が許せばいこまいCARをワンコインでできないか、と思っている」などの回答がありました。


「今後5年間は基本的な公共交通の方針を変えない」という市方針の前倒しの転換を求めましたが、市長は「AI技術の進展が目まぐるしく見通せない」などと述べ、明確は回答がありませんでした。

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