市政の動き−市政の動き
【21.12.18】すいとぴあ江南、当面の間は存続
すいとぴあ江南、市民の声を聞き、結論先送り
12月17日の全員協議会で、すいとぴあ江南の今後について市当局の方針をめぐり協議が行われました。
公共施設再配置計画で「民間譲渡または廃止」とあり、市長は今年度末までに結論を出すと答弁を繰り返してきました。この日の協議では「結論を出さず先送りする。計画の検討は継続する」という方針が示され、議会でほぼ了承されました。
全員協議会で示された資料→すいとぴあ江南に関する市資料
2017年度に一旦「民間譲渡または廃止」の計画が出された背景には、老朽化が著しく、近い将来、いっせいに建て替えが必要となる小・中学校、保育園、公民館などの市公共施設全体をにらみ、その財源確保のために、可能なところから少しずつ公共施設を統廃合、複合化などで延べ床面積を縮小していく必要があるためです。
すいとぴあ江南が真っ先に検討施設にあがったのは、市によれば「市の公共施設の中でも特に維持コストが高額な施設であり、宿泊施設、勤労施設等の行政関与の必要が低下している」との判断から。
日本共産党議員団は、すいとぴあ江南の存続をねがう市民の思いを大切にしながら、厳しい現状を受け止めていただけるよう情報をしっかりと市民に公開し、市民参加の検討の場を設けるよう求めています。