市政の動き−市政の動き
【21.05.15】新型コロナ対策で緊急の申し入れ
災害備蓄品リストに生理用品がなかった江南市
臨時議会中の5月14日、緊急事態宣言発出に伴いコロナ対策の一層の充実を求めて緊急に市長に4項目の申し入れを行い、副市長と短時間ではありましたが懇談しました。
1.保育園や高齢者施設で感染者が確認された場合、濃厚接触者だけでなく希望関係者全員にPCR等検査を行うこと。
2.高齢者施設等では定期的なPCR等検査を行うこと。
3.緊急事態宣言に伴い休業・短縮営業が要請される飲食店やその取引業者へ市独自の支援策を。
4.コロナ禍の女性支援として、災害備蓄用品などを活用し生理用品を公共施設等で希望者に配布し、小・中学校のトイレに置くこと。
今回の申し入れを通し、江南市が災害備蓄用品として生理用品を備蓄していないことが分り、大変驚きました。
今後、地域防災計画を変更し備蓄品リストに追加することを検討中だが予算面から難しいとのことでした。
災害備蓄品を活用した生理用品の無償配布は、一宮市や各務原市をはじめ、近隣自治体でも相次いで始まっています。
コロナ禍で経済的な理由で生理用品が買えない「生理の貧困」が可視化され、トイレにトイレットペーパーを置くように生理用品も継続的に配置をとの運動が広がっています。予算化して配布を始めた自治体もあります。
日本共産党は国会でも取り上げ、国が直接支援することを求めています。