【21.03.28】学校給食センターの調理業務民間委託やめて、直営で安心安全な給食を

給食センターの調理業務民間委託計画（一般質問から）

３月定例会で、掛布まち子議員が行った、一般質問の概要を紹介します。

江南市は、2022年度から北部学校給食センターの調理業務を民間委託しようとしています。

民間委託は偽装請負になる懸念があること。栄養教諭が直接指示できず、少ない正社員で人件費を抑えることになり、学校給食の安心安全に影響が出る恐れがあること。正規調理員を計画的に採用し直営を堅持するよう求めました。

また、築49年と老朽化が著しい給食センターの建て替えこそ急ぐべきと質しました。

市当局は「偽装請負の懸念は、業務負担区分の明確化、指揮命令系統の整理を行うことで解消できる。

民間委託の場合の人件費の根拠は把握していない」

「給食センターの更新は、公共施設再配置計画等に沿って進める」との答弁で、どこまでも民間委託を進める方針でした。

また、質問の中で老朽化した排水処理施設が原因とみられる悪臭・異臭が周辺住宅地に漂い苦情が寄せられていることを取り上げ、ただちに原因の調査と修繕を求めました。


質問をきっかけに異臭の原因調査が行われ、さっそく原因箇所の修繕が行われました。
速やかな対応に、感謝します。