市政の動き−市政の動き
【19.12.28】学校給食センター内を見学
一刻も早い建てかえを
12月26日、冬休み期間中を利用して南部・北部の両学校給食センターを党議員団で見学させてもらいました。
老朽化が著しい上、調理場内はエアコン設備もなく過酷な環境です。
学校給食衛生管理基準に従っていない江南市の両給食センターは、一刻も早い建てかえが必要であると同時に、安全・安心な学校給食への十分な配慮、調理員の労働環境を守る万全の対策が求められています。
26日は、保健所から改善指導を受けている点を中心に、調理現場の実情を確認しました。冬休み中も、給食センターでは調理員さんたちが調理器具の洗浄、点検作業を行っていました。
場内は清掃が行き届き、調理設備・器械もピカピカに手入れされていましたが、古い施設ではどうにもならない面が多いことを実感させられました。
特に、調理員の方からは「場内、特に揚げ物・焼き物のところは40℃にもなることがあり、スポットクーラーの冷気を調理員に当てて、体を冷やしている」「食器洗浄でも熱がこもり大変」という切実な訴えがありました。
市は正規調理員不足を来年度から派遣調理員で補い、さらに再来年度からは調理業務の民間委託を検討するとしています。このような過酷な調理現場のまま、不慣れな派遣調理員や、栄養士が直接指導できない民間委託調理で、大丈夫なのでしょうか。
最速で建てかえ用地を確保し、新給食センターの建設準備に取りかかっても竣工は6〜7年も先です。それまでの間、何事もなく給食を作り続けることができるのでしょうか。不安で一杯になりました。