市政の動き−市政の動き
【18.12.19】12月議会が終わりました
小学校のエアコン設置工事に予算。来年7月からの利用めざす
12月19日(水)、江南市議会12月定例会が閉会しました。
最終日に、補正予算案が追加で提案されました。
11月に可決成立した国の補正予算に、小中学校のエアコン設置と危険なブロック塀対策への臨時特例交付金が盛り込まれ、江南市にもこの特例交付金が出ることがわかったためです。
この交付金を活用して、市内全小学校10校の普通教室、特別教室など合計242教室に、工事費8億2,534万円でエアコン設置工事を行うことになりました。来年7月頃からの利用開始をめざします。
国交付金はエアコン設置に必要な実質経費の約6分の1しか出ず、残りは起債と一般財源で賄うことになります。
党議員団の議案質疑でわかったのは、エアコンは電気式ではなくガス式を採用予定であること。選定理由は、電気式よりガス式の方が導入経費は高いものの、ランニングコストが低く、長期的には経費が安く済むとのことでした。
しかし、市内の小学校の中には地域内に都市ガスの管が通っておらず、利用できないところも残されています。7月までにガス事業者が配管を終える見込みとの答弁でしたが、本当に大丈夫なのでしょうか。
エアコン工事の発注は小学校1校ごとに、一般競争入札で行うとのことでした。市内業者が参入できるのでしょうか。
残る中学校5校のエアコン設置工事は、来年の3月議会で予算化するとの答弁でした。小・中学校揃って、一日も早くエアコン設置を実現させたいものです。
追加提案では、他に古東小学校の急激な児童数の増加により来年度から教室不足となることが分かったため、急きょ、校庭内にプレハブ校舎2教室分を整備する予算が提出されました。
しかし東京オリンピックのあおりをうけて必要な部品が不足し、11月頃でないと新プレハブ校舎が完成しない見込み。4月から11月までは、特別教室を転用してしのぐことになります。子どもたち、教員の皆さんにしわ寄せがいかないよう、しっかりと見守っていきます。