市政の動き−市政の動き

【18.04.30】江南市スポーツセンター開館記念式典

市民の健康作りの拠点に

  4月30日(月)、完成した江南市スポーツセンター(愛称 KTXアリーナ)の開館記念式典が開催されました。


施設見学のあと、メインアリーナでは県立江南高校吹奏楽部の颯爽としたマーチング演奏が披露され、サブアリーナでは軽スポーツ体験会が開かれました。

  トレーニングルームには、最新式のトレーニング機器がところ狭しと並んでいました。フィットネススタジオ、トレーニング室の利用料はともに1回券500円、月会費4,000円。民間に比べれば安いとは思いますが、だれもが気軽に利用できる料金なのでしょうか、今後の利用状況をしっかりと見守りたいと思います。

旧市民体育会館は、老朽化が激しく耐震基準を満たしていなかったため、市民プール跡地を利用し延床面積を約2倍にした新施設が建設されました。

資材費の高騰や労務単価の上昇が重なり、延床面積の縮小など経費節減の設計変更を余儀なくされました。(下写真はサブアリーナ)

 

  新市スポーツセンターは、今年度予定されている旧体育館解体工事、外構工事等や備品購入、その他関連費用も含め総額40億円近い大事業となりました。

この事業に対し国補助金は、岐阜基地関連の防衛施設周辺対策事業補助金がわずか約4億5千万円。 
財源不足を補う地方債約21億円余に対し、交付税措置がないという厳しさ。国に対し、社会教育関係への補助をもっと手厚くするよう強く要望していく必要があります。

規模が約2倍になったことで、今後の維持管理費用も気になるところです。市民のみなさんに存分に利用していただき、健康づくりの拠点となってほしいものです。(写真は、花が満開のなんじゃもんじゃの木)

 

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