市政の動き−市政の動き
【17.05.17】2市2町新ごみ処理施設問題を党県議団が視察
広域化すすめる県環境部の指導責任を問う
5月16日(火)、日本共産党愛知県議団、わしの恵子、しもおく奈歩の両議員と県議団事務局2人の計4人が、「尾張北部環境組合の新ごみ処理施設」建設地である江南市中般若町北浦地内を視察。その後、地元住民や扶桑、江南、犬山など2市2町日本共産党議員団と懇談しました。
今回の視察は、ついに地元合意を得ることなく建設地が決定され進んでいる新ごみ処理施設建設について、ごみ処理広域化方針をつくり市町を指導してきた愛知県環境部の責任を問いただしてほしいとの地元住民の強い思いから実現しました。
建設に反対してきた地元住民の方々は、最初から最後まで、行政によるスジの通らない理不尽な押しつけを受けた9年間を振り返り、党県議団に訴えました。
市民全体がごみ問題に関心を寄せ、燃やすごみを減らして施設規模を縮小し地域環境を守るという、大切な取組みができず候補地問題に終始したこと、住民意志を尊重して信頼を得るごみ行政が貫かれなかったことも痛恨の出来事でした。
今後、PFI方式の新施設建設・運営管理となる可能性も残り、ごみの分別減量につながらず温暖化防止に逆行するガス化溶融方式が選定される怖れも残っています。今後もますます運動が重要なことが確認できました。