市政の動き−市政の動き
【16.12.27】第5回の地域公共交通会議を傍聴しました
もっと名鉄バス利用者の増加策を
慌ただしい年末26日に開催された地域公共交通会議を市民8人で傍聴しました。
「基礎調査報告書(案)」をはじめ、膨大な資料が用意されていましたが、内容は前回の会議時とほとんど同じで拍子抜け。
来年度に新設する下部組織・検討部会の詳細について深める議論を期待しましたが、会議は終始低調で十分に分からずじまい。「個別要望」への対応は、多くを「庁内会議にて協議」とし、またしても市民の目の届かない所で検討し先送りかとの疑問が膨らみました。
わずかに明るさが見えたのは、名鉄バス江南団地線の運行系統の変更でした。
利用の少ない「古知野高校経由」を利用が多い「ビアモール経由」に振替える案を、名鉄バス事業者が提示。これに伴うダイヤ変更で、朝一番の厚生病院到着便の時刻が現在の「午前9時前」から早まることがわかりました。
詳細は未定ですが、市民が繰り返し強く要望してきたダイヤの変更です。市民は他にも利用者増につながる改善案を多く提案してきました。名鉄は赤字補填に甘えず、真剣に利用者増を追求してほしいものです。地域公共交通会議でも、もっと利用者増加策を探って欲しいものです。
一方、委員に対し「次期総合計画策定のための市民アンケート結果」が資料として配布されました。12月議会一般質問で配布を要求していたものでした。(掛布まち子記)