市政の動き−市政の動き
【16.10.29】新ごみ処理施設、処理方式を絞り込み
第2回新ごみ処理施設整備検討委員会を傍聴
10月28日(金)、第2回新ごみ処理施設整備検討委員会を傍聴しました。周知不足で傍聴者が少なかった第1回とは打って変わり、この日は傍聴席が埋まるほど。扶桑町小渕区の住民代表も参加されていました。
新ごみ処理施設の処理方式について、稼動実績が多く安定性のある方式4つに絞り込みが行われました。最終的には来年度に設置予定の専門家で構成する仮称「技術審査検討委員会」の提言をもとに、2市2町の首長が決定することになります。
住民代表の委員からは、廃プラスチック焼却に対する素朴な疑問や心配の声が挙がっていました。また、新聞報道で知り驚いた住民有志からも各整備検討委員宛に、廃プラスチック焼却の再考を求める意見書が出されていました。
それにしても、施設の安全性や経済性に関わる数々の問題を、期限に追われ住民の理解が深まらない消化不良のまま、こんなに急いで決めてよいのでしょうか。
ごみ処理は毎日の市民生活とは切り離せません。市民一人ひとりが十分納得し、協力があってこそ成り立つことを忘れてはならないと思います。(掛布記)