市政の動き−市政の動き

【16.05.29】耕作放棄地を活用した雨水貯留池が完成

市として初のケース、効果を期待

  集中豪雨のたびに長年浸水被害に見舞われてきた、山尻神社北側地域の被害の軽減をめざし、市に寄付があった空き地を活用し、豪雨時に周辺から流れ込む雨水を一時貯留する貯留池をつくる工事が完成しました。(写真)

住宅地の中の耕作放棄地を活用した雨水貯留池は、江南市として初めてのケースです。(他の調整池は、河川や用排水路沿いに作られています)

  寄付された空き地の面積が狭かったため、貯留量を確保するために6m掘り下げることになりました。そのため想定以上に多量の地下水が発生し、工事が難航し完成が遅れました。
隣接住宅の皆様には、騒音や交通規制、住宅への影響の不安など、ご心配とご迷惑をおかけしてきました。今後は、浸水被害が軽減することを大いに期待したいと思います。

 

また、今回のケースの成果を検証し、市内の浸水被害常襲地域のうち、有効な対策が見いだせない地域については、空き地への雨水貯留池設置をぜひ検討してほしいものです

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