市政の動き−市政の動き

【16.02.02】合併浄化槽を活用した生活排水処理の可能性を学ぶ

人口減少と財政コスト削減見据えた対応は

   1月29日(金)、江南市議会建設産業委員会研修会が開かれ、「個別分散処理を活用した生活排水処理施設整備」と題した、常葉大学教授・小川浩さんの講演を聞きました。

 江南市の下水道、合併浄化槽を合わせた生活排水処理人口は68.4%。愛知県下平均の88.4%を下回っています。68%の内訳は下水道27%、合併浄化槽41%と、下水道整備は大幅に遅れています。

現在、市街化区域内の下水道整備が、2020年度完成を目指し急ピッチで進められていますが、その後の調整区域における整備手法をどうするのか、下水道と合併浄化槽の住み分けについて、慎重な検討が求められています。

講師の方は、将来人口の減少や、インフラ老朽化、財政負担の軽減を見据えた下水道整備計画見直しの必要性を説かれ、市の計画に波紋を投げかけるものとなりました。

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