市政の動き−市政の動き
【15.02.09】櫻井よしこ講演会に市民からも中止の声
市には憲法尊重擁護義務がある
3月14日(土)の市制60周年記念講演会に櫻井よしこ氏を招へいすることに対し、革新江南の会と江南9条の会がそれぞれ抗議の申し入れを行っており、波紋が広がっています。
日本共産党も参加する革新江南の会は、2月6日、会長以下7人が市役所を訪れ、市長政策室長、教育部長など4人の市幹部と1時間にわたって懇談。東議員も参加しました。
講師に櫻井よしこ氏を選定した経緯や講演会当日の運営などを質し、改憲運動の中心人物の講演会を市主催で行えば公務員の憲法尊重擁護義務違反になること、講演会会場で書籍販売や改憲の署名運動が行われるのではないか、講演内容が政治的発言に及んだ場合、主催者側から制止できるのかなど、細部にわたって疑問をぶつけ抗議しました。
市当局は、櫻井よしこ氏が主宰する国家基本問題研究所の入会申込み手続きや書籍販売を会場で行いたいとの申し入れが講師側からあったが市が断ったこと、講演の中で政治的な発言を行わないよう事務所経由でお願いしているが本人との直接交渉ではなく、万一、政治的な発言があった場合でも制止できないなどと、答えました。
憲法9条を壊し、歴史を偽造し、日本を戦争する国にしようとする中心人物を、市主催講演会に呼ぶことは許されません。