市政の動き−市政の動き
【14.04.26】青木川・名鉄犬山線横断部の河川改修現場を視察
浸水被害の軽減に期待するが・・・
4月24日前野町・江森町境の、青木川拡幅工事の現場を党議員団と市民の4人で見学し、県一宮建設事務所河川整備課の職員から説明を受けました。
青木川の川幅が名鉄犬山線の下をくぐる部分だけ狭く、豪雨時に周辺の江森町や扶桑町でたびたび浸水被害が発生してきました。この工事で川幅を現況約2mから11.8mにまで広げることで被害の大幅な軽減が期待されます。
写真は跨線橋の上から撮影(2014年2月現在のもの)
犬山線上下線をいったん仮線路に移し、河川の拡幅と鉄道橋、市道橋2橋を新設したのちに線路を元に戻す大掛かりなもので、工期は2015年までの5年間、全体事業費は約21億円。同時に、江南13号踏切の拡幅改修工事も市負担で行います。
現場では既に、鉄道橋下部工事と市道橋1橋が完成していました。
市民の方や議員団から、扶桑町境にあった歩行者用の踏切が閉鎖され、代わりに約130mも江南側に移動した場所に立体横断施設の建設が始まっていることに対し「跨線橋がすぐ目の前にあるのに、普通の歩道橋よりもさらに高くまで登らなくてはならない不便な歩行者用横断橋を作って本当に利用者がいるのか?」「なぜ、閉鎖した踏切を復活させないのか?」と質問。
県職員から「名鉄は踏切を廃止していく方向で、横断橋建設は地元要望があったから」と説明を受けましたが納得できず、さらに詳しい数値等を示すよう求めています。