市政の動き−市政の動き
【12.07.24】震災がれきの受け入れ問題について
震災がれきの問題で、どうなっているか問い合わせと受け入れないでほしいとの意見・要望がありました。
江南市のごみ焼却は、扶桑町・大口町の1市2町で構成する江南丹羽環境管理組合が運営する環境美化センターで共同処理しています。
瓦礫の受け入れ問題について江南市と環境管理組合は、県の意見聴取に対し5月8日付で、「組合の焼却炉は、流動床式焼却炉であり、瓦礫等の大型ごみの焼却は困難なこと、処理能力も余力がないことから受け入れは難しい状況にある」と意見を伝えています。
また最近 県から「瓦礫の試験焼却と焼却した際の残さの保管について」問い合わせが来ており、8月早々には回答が求められているとのこです。まだ結論は出ていないようですが、すでに回答している焼却炉の問題や処理能力が限界であることに加え、焼却残さの保管という問題もあります。
瓦礫処理の受け入れについては、放射能汚染やアスベストなど有害物質の周辺環境への影響や健康被害、安全対策などについて住民の不安と批判の声が上がっています。こうした中で、受け入れるかどうかは、何よりも徹底した調査と情報公開、住民合意が前提です。
今回の「試験焼却・残さの保管」についても、愛知県からは瓦礫の内容や放射能の安全基準なども明確でなく、到底住民の合意は得られないと考えます。
震災瓦礫の受け入れ問題について、日本共産党愛知県委員会の見解も合わせてご覧ください。
「日本共産党愛知県委員会」にリンクし「政策」からご覧ください。