市政の動き−市政の動き
【12.02.10】議員の研修会で発達障害について学びました。
1月26日午後、市議会厚生文教委員会の研修事業として、布袋の「はるひこどもクリニック」で、子どもの育児・発達相談にのっておられる早川智恵美先生を講師に招き「発達障害とは…」をテーマに講演会を行い、議員とともに保育士さんや、保健師、学校の先生などが熱心に聴講しました。
発達障害の子供たちは、自分の興味のあることにのみ集中し人とのコミュニケーションが苦手だったり、記憶力は抜群だけれど自分勝手な行動をとったりすることも多く「親のしつけが悪い」などと誤解されがちです。
しかし、発達障害は、法律で「自閉症やアスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他に類する脳機能の障害であって、その症状が通常低年齢において発現する(以下略)」と規定され、それぞれに特徴があり、適切な支援が必要です。講演会では、それぞれの症状と適切な支援と治療について学ぶことができました。
発達障害は、早期に気づき 適切に対応することが必要です。 発達障害を持つ子どもの親御さんたちは、周りに気を使いながら、相談するところも少なく、悩み苦労されています。
江南市でも、保健センターや保育園、学校で様々な取り組みがされていますが、さらに専任のスタッフを置き、相談窓口を設置して、乳幼児期から青年期までの一貫した支援のネットワークをつくることが求められています。そのためにもまず保健師や、保育士、学校での支援員の増員等スタッフの充実が必要です。
保育士さんなどからも早川先生の講演が聞けてよかったとの感想も寄せられており、今後議会としてもしっかりとした取り組みを進めていきたいと思います。