市政の動き−市政の動き

【10.02.22】新ごみ処理施設検討委員会の最終検討結果=議会全員協議会に報告

地元区への説明会は2月28日(日)開催予定

 2月17日(水)午後、議会全員協議会が開かれ、新ごみ処理施設建設候補地検討委員会の最終検討結果についての報告がありました。その内容は「あすの江南no285」でお知らせしたものと基本的には同様のものです。
この「検討結果」を受けて2月4日に、2市2町の首長会議が開かれ、・この検討結果を尊重する。・どの項目に重点を置くかで評価が変わってくる、どこに重点を置くかは今後の課題。・それぞれの自治体で説明会を開催する。等が確認され、次回の首長会議は3月25日に開催するとの報告がありました。
江南市では2月28日に中般若区で説明会が開かれます。
 全協の中では、隣接する草井区や般若区でも説明会を行うこと、また新処理施設が第一小ブロック会議の計画では、現在の2施設の処理量(犬山市90t/日 江南丹羽150t/日)を合計した240t/日になっており、減量や資源化の理念に沿ったものにはなっていないので見直すこと等を発言しました。
 説明会は、地元の意向も踏まえ実施していきたい。また処理量や処理方式などについては、今後実施計画の議論の中で見直しは行われるとの答弁でした。
現在の広域によるごみ処理は、国や県の方針に沿ったたものでダイオキシン対策や公共事業のコスト削減を名目に施設の大型化をすすめ、減量や資源化に逆行するものです。
 議員団は、新施設の候補地や処理方式を検討する際には、生ごみの堆肥化施設と「焼却施設」とに分散するなど一地域に集中させず、施設のコンパクト化を進めることなどを提案しています。江南市も含めこの地域では、ごみの分別により焼却ごみを減らし、資源化を推進する熱心な市民のとりくみがあり、環境問題にも関心の高い地域です。
あらためて新ごみ処理施設の在り方について「決まってしまったもの」としてではなく、行政は広く情報を公開し、市民も学習し、広く議論を深め共通の認識にしていくことが大切です。
 


 

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