市政の動き−市政の動き

【09.03.06】61,178,000円!=定額給付金を支給するための事務費

3月議会の初日で補正予算を審議し可決。

 3月2日から始まった3月定例市議会。定額給付金をできるだけ早く支給するための措置として、支給にかかる費用を決める補正予算を、初日の2日に委員会付託を省略して本会議のみの審議で可決しました。
 江南市に配分される定額給付金は、総額15憶6400万円!支給にかかる事務費は6117万円にも上ります。
それに加えて、子育て応援特別手当も支給されます。対象は18歳未満の子どもが2人以上いる家庭で2人目の子どもが3.4.5歳の子どもに、36,000円が定額給付金と一緒に支給されます。
 しかし2人いても上の子が3〜5歳では対象になりません。そのため市内には3〜5歳までの子が2,937人いるのに、支給の対象になるのは1,891人だけ「保護者の間でなぜうちは?」ということになるのは明らかで混乱を招くことになります。
 なんとも分かりにくい制度ですがこれも今回1回限り。子ども手当だけで68,076,000円 事務費が314万円ほどかかります。1回限りの1時金よりも児童手当の年齢を引き上げてほしいですね。
 日本共産党議員団は、振り込め詐欺などの万全の対策を取ることなどを求めるとともに、定額給付金や子育て応援手当の問題点を指摘しましたが、事務費の補正予算については現実に職を失って困っている家庭や、増税で負担の増えた高齢者世帯、子育て世代にとっては貴重な生活費となることなどを考慮し賛成しました。

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