市政の動き−市政の動き
【08.12.29】候補地出揃う=2市2町新ごみ処理施設建設候補地
新ごみ処理施設建設候補地検討委員会が開かれました。
12月24日大口町で、第2回新ごみ処理施設建設候補地検討委員会が開催されました。第1回の検討委員会で保留となっていた犬山市が候補地を指定し2市2町の候補地が出そろいました。
江南市 中般若町北浦地内 7.21ha 愛岐大橋東側木曽川左岸
犬山市 喜六屋敷地内 3.74ha 採石場跡地
大口町 河北 3.3ha 現施設敷地
扶桑町 高雄字突田地内 4.78ha 現有施設より500m西側
いずれの候補地も地元の了解は得られていないとのことです。
江南市でも地元からは、「地元の了解なしに候補地を指定するのはおかしい」「人家に隣接した場所にごみ処理場を作るのは健康被害が予測され不安」 などの声が上がっています。
日本共産党議員団は、この問題で11月19日に市長に対して「徹底した情報公開と地元住民の合意が前提」であるとして申し入れを行い、12月議会でも一般質問で、地元説明会を開くことや当該地域が江南市の木曽川左岸公園B地区に計画されていることの整合性等について当局の見解をただしました。
現有施設が老朽化し、10年後には新しいごみ処理施設を建設することが目標でありますが、候補地の前に、情報公開のもと、今後のごみ処理の在り方について、徹底した議論が必要ではないでしょうか。その議論を通して一極集中か分散型か、規模や方式等についての合意も得られるのではないでしょうか。