市政の動き−市政の動き

【19.01.11】学校給食基本計画案に意見の提出を

パブリックコメントは1月24日まで

  江南市が目指す学校給食のあり方(学校給食基本計画)の素案ができあがり、1月24日を期限として、パブリックコメントが実施されています。
ぜひ、意見の提出をお願いします。(写真、北部給食センターと南部給食センター)



基本計画は、老朽化した2か所の学校給食センターの建て替え方針や、食物アレルギー対応などについて検討し、江南市が目指す学校給食のあり方について取りまとめたものです。


当初、市は市立保育園16園の給食(3歳未満児も含む)を新センターからの配食(外部搬入)に変更しようとしていましたが、素案では「自園調理を継続」と明記されました。理由は、発達段階に配慮した離乳食の提供や、アレルギー原因物質が多岐にわたり、かつ、発症の危険性も高い低年齢児については、これまで実施してきたきめ細やかな対応が引き続き重要と考えたためです。


  食物アレルギー対応は、専用の調理室を設置し「除去食の提供を中心とした対応実施を目指す」としています。


調理方式については、「共同調理場方式(センター方式)を採用。(1センターへの統合も検討)」とし、現在ある2つのセンターを統合した9000食の新センターを公設公営、公設民営またはPFI方式などで整備・維持管理・運営をする方向を示しています。


さらに、複雑で問題なのは、現在の老朽化が著しい給食センターの調理業務まで民間委託を検討する方向を打ちだしています。


また、新センターの建設用地は未確定。建設用地の目途が立った段階で、統廃合で1センターとするのか、2センターとして更新するのか。整備手法をどうするのかを検討していく方向です。いずれにしても、自校調理方式は採用せず、保育園給食のセンター搬入はしない方針は、はっきりしているものの、その他大部分が未定で今後検討という、わかりにくい基本計画案です。


 お隣の一宮市では、学校給食基本構想案に対するパブリックコメントで、旧尾西市や旧木曽川町で実施中の安全でおいしく好評の、「自校方式の学校給食を守れ、一宮市全体でも自校方式に」と求める多くの意見が提出されたそうです。
 ぜひ、江南市の学校給食をどうするのか、積極的なご意見の提出をお願いいたします。

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