市政の動き−市政の動き

【17.08.10】岩倉市学校給食センターを見学

老朽化で建て替え,公設民営に

  8月10日(木)党議員団で、岩倉市学校給食センター(ゆめミール)を見学しました。

一年前の7月に完成し9月から供用開始したゆめミールは、老朽化が激しかった給食センターを市民プール跡地に建て替えたもの。市内全小中学校(小学校5校、中学校2校)を対象とした4,500食のセンター(建設概算費用14億4,300万円)でした。

施設更新と同時に、調理・配送・洗浄・ボイラー管理業務を民間業者に3年契約で委託。業者調理員など33人、市事務職員3人、県職の栄養士2人で給食センターが運営されていました。

  献立作成と食材調達は岩倉市の責任で行い、栄養士は民間調理業務責任者と打合せを行い、作業工程、動線等をチェック。物資の検収、給食の味見、食育指導を行っているとのことでしたが、請負業務の内容としては疑問が残りました。

アレルギー対応食専用の調理室、設備が完備されていましたが、新センター完成後のこの1年間、アレルギー対応食の提供は行われておらず、来月9月から、乳と卵の除去食の提供を始めるとのことでした。

新センター完成に合わせて岩倉市学校給食理念を定め、センター内の各所に理念が掲げられていました。建物正面には、児童生徒の絵画をもとした壁画があり、7色のベジタブルカラーの壁面もとてもきれいでした。

  建て替えに備え基金を積み立て、国補助金が出ない悪条件下、基金と起債、一般財源で無事に、学校給食衛生管理基準にもとづく最新の施設に更新。調理室内の温度湿度は事務室で調節し25℃、80%以下に保たれていました。

老朽化して温度湿度管理もままならない江南市の2つの学校給食センターを、一刻も早く建て替えるべきだとの思いがますます強くなりました。

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