市政の動き−市政の動き

【18.11.05】中学校普通教室にエアコン設置へ設計委託料

臨時議会で補正予算可決

  11月5日(月)、市議会臨時会が開催され、中学校5校の普通教室にエアコンを設置するための設計委託料1,536万9千円を含む補正予算を全会一致で可決しました。


小学校10校については、すでに8月臨時会で設計費を可決しているため、ようやく市内の小中学校15校すべてにエアコンが設置できる見通しがつきました。


国が全国各地の切実な要望に押されて、エアコン未設置の小中学校にエアコンを設置するための新たな交付金(臨時特例交付金)を今年度補正予算に計上したため、これを活用すれば江南市の中学校にも設置できると見込み、設計委託料を上げたものです。

  議案質疑を通してわかったことは、この臨時特例交付金は今年度限りで、エアコンと学校ブロック塀の撤去に限定しての補助。対象経費の3分の1を国が補助し、従来の環境改善交付金に比べて若干補助が手厚くなっているものの、普通教室が対象となるだけで、他の特別教室や特別支援教室、学習室等までは対象になりません。



また、申請すれば確実に交付される保障はなく、交付の内定が出た段階で、初めて工事費の補正予算をあげられるとの不透明な答弁にとどまりました。


中学校でエアコンが使用可能となるのは、交付金交付状況やエアコン機器、業者の確保などによりいつ頃になるか見通せないようでした。


一日も早く、小中学校全校の教室でエアコンを使用可能とし、安全で快適な学習環境を子どもたちに提供できるよう、引き続き強く要求していきます。

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