活動日誌−東奔西走

【17.04.16】軍事機能満載、愛知の自衛隊基地

県原水協事務局長、横江英樹さんに聞く

   トランプ大統領が核・ミサイルによる北朝鮮の挑発行為への対応で、武力行使も辞さない姿勢を示し軍事的威嚇を強めています。北朝鮮がさらなる挑発行為で応じれば、軍事対軍事でエスカレートしかねない危機的状況です。

万一アメリカが先制攻撃の選択肢を取った場合、韓国、日本を巻き込んで深刻な武力紛争に発展し、おびただしい犠牲がでることは避けられません。地域と世界平和の破壊につながる、軍事力行使は絶対に許されません。

 緊張感が高まる中、4月15日(日)、国賠同盟尾北支部主催の「危険性増す愛知の自衛隊基地の実態」の学習会に参加。講師は県原水協事務局長、前岩倉市議の横江英樹さんでした。

 

   愛知県は戦前から航空機産業を中心とした軍事産業のメッカと言われ、現在でも三菱重工、川崎重工、富士重工などを中心に豊和工業、旭精機など、軍事産業が軒を連ねた全国最大級の軍事産業地帯。


 江南市周辺にも、航空自衛隊岐阜基地、小牧基地、陸上自衛隊春日井駐屯地、守山駐屯地などがあり、特に江南市北部地域は、日常的に岐阜基地の騒音に悩まされています。

 巨大な空中給油機が低空を飛ぶのをしばしば目にしますが、米軍機への給油も可能とか。離着陸時に事故が起きやすく、大量に燃料を積んだ状態で事故がおきれば大惨事になるとの指摘にぞっとしました。

   また陸上自衛隊は、かなり以前から市街戦を想定した戦闘訓練を行っており、銃弾も米軍と共用可能になっているとのことです。岐阜・白川から犬山方面を経由して守山駐屯地まで、時には市街地も通りながら銃を構えて歩く、夜間行軍訓練を毎年行っているとの話に驚きました。
 
 知らないところで、すでに江南周辺の自衛隊基地は、海外派兵が可能なアメリカ軍の後方支援基地となってしまっていることに気付かされました。

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