活動日誌−東奔西走

【10.06.05】カズエのばらが咲きました。

平和への思いを込めたピンクのばら=大切に育てたい

   みなさんご存知でしょうか。
1977年9月27日、厚木基地を離陸したアメリカ海軍所属の艦載機が横浜市青葉区の住宅街に墜落。土志田和枝さん(当時31才)の3才と1才の男の子は事故の翌日死亡。和枝さんも全身に大やけどを負い、言葉に尽くせぬ闘病の末4年後に亡くなりました。
 この悲劇を風化させまいと、横浜市の「港の見える丘公園」に「愛の母子像」が建立されています。
このバラは、生前和枝さんがピンクのバラが好きだったことから、和枝さんのお父さんによって、2度とこのような悲劇を繰り返してはならないとの思いを込めて開発されました。
 昨年ウイル愛知の行事に参加した時に、たまたまこのバラの存在を知り、早速買い求め、団地の花壇で私の手で咲くのかなと思いながら見守ってきましたが、咲きました。まだつぼみもいっぱい付いています。
 私が、まだ神奈川県にいた時に起きた米軍機による凄惨な事故でしたが、沖縄に次ぐ米軍基地の多い神奈川県で起きたこの事故は決して風化させてはいけない、沖縄の皆さんとの連帯も込めて、アメリカ軍基地を撤去させていく運動に粘り強く取り組んでいきたい。平和への願いを込めて大切に育てていきたいと思います。(森 ケイ子)

 

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