市政の動き−市政の動き

【19.07.02】布袋駅東開発計画が事業者募集段階へ

市民参加が決定的に欠けています

  7月2日(火)、市議会が閉会した翌日にもかかわらず、朝から全員協議会の過密スケジュール。


布袋駅東開発について、7月8日から市HPで、実施方針と設計案に当たる「要求水準書案」の公表を始めることがわかりました。

 全員協議会では、図書館や保健センター、子育て支援センターなどの公共施設部分の各室の面積案が示されただけで、実施方針や要求水準書案の概要すら示されませんでした。


HPで公表後も、市民や市議会への説明、パブロックコメントも一切なし。
これまでも一般質問等で繰り返し、市民への説明と意見の募集を行い、市民参加で進むべきことを要求し、この日も要求しましたが、前向きの答弁はありませんでした。


わかったのは
予定地のうち1筆419.5平方メートルが地主の反対で、未取得の状態。これが障害となり、事業者募集要項の発表時期を予定より2カ月遅らせ、今年12月下旬に変更すること。施設の竣工時期は2023年6月を目指すとのことでした。
 

今後は、7月はじめに公表される実施方針、要求水準書案をもとに、市とコンサルタントが参入意欲を示す業者と直接対話を行い、要求水準書案の変更検討を行った上で確定させ、12月議会に、複合公共施設にかかわる市の30年分の負担額上限(債務負担行為の額)について承認を求める議案が提案される予定です。


市民置き去りのまま、コンサルと事業者主導ですすむ布袋駅東開発。参入事業者の意向で変更になっていく施設の細部計画。駐車場の決定的な不足。不安いっぱいの民間商業施設と図書館など公共施設の合築。本当にこのまま市民不在で進めて良い図書館ができるのでしょうか。

▲ このページの先頭にもどる