市政の動き−市政の動き

【17.11.16】可児市議会の議会改革に学ぶ

議会の力が地域の未来を創る

  11月14日(火)、議会改革特別委員会(森ケイ子委員長)主催の議員研修会が開かれ、講師の岐阜県可児市議会議長の川上文浩氏の話に耳を傾けました。

講演のテーマは、「議会の力が地域の未来を創る」。

 岐阜県可児市議会では、この10年間、川上議長(議員として3期目)のリーダーシップのもと、精力的に次々と議会改革を行い、全国的にも有名な視察が絶えない市議会となりました。この日の研修会には、近隣の犬山や岩倉、扶桑町議会からも多くの議員の皆さんが参加され、委員会室は満員でした。

 講師の口から次々に繰り出される、「諸悪の根源は会派代表者会議」などの歯に衣着せぬ大胆な発言や、可児市議会全体の総意で進めた画期的な議会改革の中身の豊かさ、市民本位の考え方に目を見張るとともに、溜飲が下がる思いがしました。

 耳が痛い思いの議員も多かったのではないでしょうか。

 

 まず、議会と市長の関係を表す「二元代表制」は「車の両輪」ではダメと、片山義博元鳥取県知事の就任あいさつを紹介。議会が首長の提案に賛成するばかりではなく、市民の意向を反映させて修正を加えたり、必要があれば議会の発議で条例制定に取り組むことが必要と述べました。

 盛りだくさんの改革の中には、江南市議会ですぐに取り入れることができるものがあると感じました。江南市議会も原点に立ち返り、少しでも可児市議会に近づけるよう議会改革を進めていかなければなりません。

▲ このページの先頭にもどる